
☑スポーツをしていて急に膝が痛くなった
☑膝が曲げ伸ばしができなくなった
☑歩く度に痛みがある

スポーツや変形性膝関節症に併発する疾患で聞き馴染みがある疾患だと思います。
コンタクトスポーツなどで相手とぶつかった際に膝に過度に負担がかかり損傷します。
そして、損傷してしまうとスポーツ復帰までに3か月~6か月ほどかかります。
デスクワークなどの方は炎症が治まり膝の水が引いてくれば自然に痛みを落ち着いてきますが、高齢の方になってくると半月板損傷で滑膜と言われる関節の動きをスムーズに行う膜部分を刺激する恐れがあり変形性膝関節症になるケースもあります。

主に腫脹と言われる関節内に水が溜まります。
膝蓋骨が見えない程腫れる場合もありますので、分かりやすいと思います。
そして、半月板は体重を分散させるための軟骨組織ですので荷重をかけた際に痛みを伴いますので歩行が困難になります。
また、ロッキングと言われる膝の曲げ伸ばしの際に引っかかりが感じられる場合や曲げ伸ばしができなくなることもあります。

・コンタクトスポーツをされている方
ラグビーやサッカーなどコンタクトスポーツでは相手との衝突が頻発し無理な体勢で踏ん張ったりすることにより損傷します。
・高齢の方
高齢の方で足のアライメント(正常な足の角度や位置)が長年の筋肉の偏りなどでズレてしまっている場合に
自然に膝が捻じられることがあり、O脚やX脚などになることで半月板部に負担がかかり徐々に損傷していきます。

半月板に負荷がかかる外力は膝関節の捻じれになります。
捻じれが起こることで半月板をすり潰すような働きが生まれ損傷してしまいます。
・一般の方
歩行時などの蹴りだしの際に無意識で足関節が外旋(外に捻じりながら蹴りだす)が多く見られます。
これは今までの歩き方の癖になり自分ではなかなか気づきにくいので気が付いた時に半月板が損傷しています。
また、方向転換時に足裏がべったり床に着いたまま膝を捻じり向きを変えている場合も要注意です。
つま先と膝のお皿の方向が違う場合は大腿骨(太ももの骨)と下腿骨(脛の骨)間が捻じられています。
・スポーツをされている方
スポーツをされている方は予防することはプレー前にテーピングやテープなどで相手とコンタクトした際に膝が捻じれないように固定することがおすすめです。

まずは、保存療法になります。
固定や物理療法や運動療法がメインになり、病院の場合では水を抜いたり投薬が行なわれ痛みの軽減を目的とします。
当院では、半月板損傷になった場合
固定を行いながら、特殊微弱電流機器を用いて早期に炎症を引かせます。
そして、炎症がある程度治まると運動療法を開始し競技復帰を目指します。

あなたの半月板損傷の改善のお手伝いができるよう心よりお待ちしております。
