
☑スポーツをしていると膝の下に痛みがある
☑お皿の下が腫れてきている
☑歩くのにも支障がある
☑屈伸ができなくなった

オスグッド・シュラッダー病はスポーツが盛んな10代前半の子に起こりやすいスポーツ障害(慢性疾患)になります。
成長痛と勘違いされる場合がありますが、過度な使い過ぎによる疾患です。
走る、蹴るなど足を使う事の多いスポーツで繰り返し骨が引っ張られることで最悪の場合、悪化すれば骨折にもなります。

・脛の骨に痛み
走る、蹴る動作で大腿四頭筋と言われる太もも前面の筋肉が過度に使われる為、筋肉の付着部である脛部分が過剰に引っ張り骨膜に刺激を加える為です。
・膝蓋骨の下部に顕著な腫脹
軽度の内は圧痛など抑えると痛みが出たり、プレー後に膝に痛みが出てくることがありますが、
悪化してしまうと炎症が起こるので膝下のみで腫れが出てきます。
炎症を放置してしまうと
・プレー開始直後やプレー後に膝の痛みがある
悪化するに従って炎症はきつくなりますので、開始直後やプレー中から痛みが出てくることがあります。

成長痛ではありませんので放置しても改善することはありませんし、上記でも書きましたが、最悪の場合骨折に至ります。
骨折した場合は歩行が困難になり、競技復帰するまでに相当な時間を要します。
また、骨折に至らなくても骨膜を引っ張られるので骨が完成する10代中盤までは痛みを常に伴います。

オスグッドは大腿四頭筋などの使いすぎによる骨膜や骨の牽引による慢性疾患になります。
ですので、練習後や試合後にストレッチを行っていない場合や筋疲労が抜けていない状態で練習をしてしまう子などは起こりやすいです。
また、姿勢不良の子はなりやすく背骨の可動性や股関節や足首の硬さが原因で大腿四頭筋に常に負荷をかけてしまいます。

予防法として大腿四頭筋のストレッチを行なうのも一つですが、負担がかかってしまう原因を特定する必要があります。
特に身体全体で言うと姿勢不良の子は身体のバランスが崩れてしまっているので大腿四頭筋に日常的に負荷がかかり続けています。
また、膝の上下の関節の動きが硬い人は注意が必要です。
足関節や股関節が硬い場合は二つの関節の可動不良を補うために膝関節が過度に働いてしまうからです。

一般的な接骨院や整形外科では大腿四頭筋のストレッチを勧められますが、先ほども述べたように姿勢不良があると再度膝に負担をかける使い方になってしまいます。
ですので、痛みが出ている場所は膝ですが、全体的に施術を行なう必要があります。
当院では、特殊微弱電流機器「エレサス」を用いて炎症を早期に引かせ組織修復を行い、手技で全身の可動性を出し膝に負担の掛からない身体をつくっていきます。

あなたのオスグッドの改善のお手伝いができるよう心よりお待ちしております。
