


【腰椎すべり症】についてご紹介致します。
☑腰椎すべり症と診断されたのですが、どうしたらいいですか?
☑腰椎すべり症って言われたけど、そもそも何だろう?
☑腰が痛い、また、足のしびれもあって困っている
☑病院で診断されたけど、よくわからない。。
おやっと思った方、聞いたことある、という方、是非一度お読みください!
腰椎すべり症とは
【メカニズム】
腰椎すべり症とは、その名の通り、腰椎(背骨)が前方に滑ってしまう状態を言います。レントゲン画像を見ると、通常であればきれいに積み重なっているはずの腰椎が、前方にずれていることが確認できます。巻頭の写真をご覧ください。腰椎が滑るには、かなりの力が背中側とお腹側から同時に作用する必要があります。具体的には、腰を前に押し出す力と、腰を後ろに引っ張る力の両方が、同じタイミングで働くことによって発生します。
日常、そんなことが起こるのか?という感じですね!!でもあるんです。
それは「歩行」の時です。
歩いているだけで腰椎すべり症になっちゃうの?!=急に起こるわけではないんです。
歩行する、ということは、身体は同じことを何度も何度も繰り返します。つまり、背骨に何度も何度も繰り返し負荷が掛かってしまう、ということです。
【原因は?】
腰椎すべり症には大きく二つの原因が考えられます。一つは、反り腰姿勢です。腰の反りすぎによって背骨を前方に押し出す力が強すぎることです。もう一つは、お尻の筋力不足です。歩行の時に、足(かかと)から上がってくる力をお尻の筋肉がちゃんと受け止められないことです。巻頭の写真をご覧ください。これは、体幹を前方に維持する力が不足しているか、あるいは骨盤を後方へ引き戻す力を制御できないか、またはその両方が原因となります。
【症状は?】
足のしびれや痛み、腰の痛み、歩くと痛くなり休むと楽になる(間欠性跛行)などがあります。
【どの筋肉をどのように鍛えれば改善するか?】~腹筋とおしりの筋肉の関係性~
腰椎すべり症の方に共通して見られる特徴として、お腹とお尻の筋力低下が挙げられます。身体を前方へ進める力を止めているのは腹筋です。腹筋が機能していないと、身体が前に倒れやすくなります。一方、足で地面を踏み込んだ時に生じる力をおしりの筋肉が受け止められないと、おしりが後方へ引っ張られてしまいます。これら2つの力のアンバランスが重なると、腰椎すべり症が発症し、腰痛を引き起こす悪循環に陥ります。
【どこを治療すると改善するのか?】
お腹とお尻の筋肉を鍛えることが重要です。
まずは、お腹側のおへそより下にある部分です。腹直筋下部といいます。ここを鍛えることで、身体が前に倒れてしまうことを抑制することができます。次に、足をついた時に骨盤が後方へ引っ張られるのを抑制するのがおしりの筋肉です。したがって、お腹とお尻の筋肉の両方が効果的に機能させることが、腰椎すべり症の改善につながります。
【腰椎すべり症のセルフケア】~お腹の筋肉とおしりの筋肉を鍛えよう~
今回はお腹の下の方の筋肉(腹直筋下部)のトレーニング方法をご紹介します。まず、お腹に力が入りすぎないように、肩をリラックスさせ、手を床に置き、顎を引いた状態から始めます。膝を閉じ、両膝を胸の方へゆっくりと引き寄せます。この時、骨盤がしっかりと後傾(丸まる)するように意識し、腰と床の間に手が入らないようにします。息を吸ってから、吐きながら膝を胸に近づけます。
骨盤が丸まった状態で、ゆっくりと7秒間キープします。これを数回繰り返します。慣れてきたら、足を伸ばしたり上げ下げしたりすることで、さらに負荷を高めることができます。夜寝る前などに行ってもよいですね!
運動を行う前に、現在の腰の痛みや硬さ、お尻の張りなどを確認しておきましょう。腰を反った時の痛みや動きの制限などもチェックしておくことで、運動後の変化を実感しやすくなります。このトレーニングを実践することで、体幹が前方に抜けようとするのを止められるようになり、腰の痛みも軽減していくことが期待できます。
腰椎すべり症、いかがでしたか?
このセルフケアは、腰の痛み・座骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などの改善にも効果的です。ぜひ、日々のセルフケアの1つに加えてみてください。
最後までお読み頂き有難うございました!
