みんなの森®整骨院 川越宮元院 ブログ

2025/03/04

脊柱管狭窄症

 

【脊柱管狭窄症】
ここ2~3年で腰の痛みの原因として、よく聞かれる様になりました。

【概要】
脳から出ている太い神経【脊髄】を守っている「脊柱管」という空洞があります。脊柱管とは、首から腰にある背骨の一つ一つに穴が開いており、これが積み重なって骨の空洞ができます。この積み重なった骨が前後にズレて脊柱管が狭く(狭窄)なり、神経(脊髄)を圧迫してしまいます。その結果、痛みやしびれが引き起こされる疾患です。これが脊柱管狭窄症です。

ちょっと想像してみましょう。真ん中に穴の開いたドーナツをいくつか重ねてみてください。重ねたら真ん中のドーナツを横にずらし上から穴をのぞき込むと、空洞が狭くなっていませんか?これが人間の身体で起きている、ということになります。

【症状】
腰痛、歩いていると増してくる足の痛み、足のしびれや感覚の異常など

【原因】
加齢、運動不足、背骨の病気、姿勢異常など

【どんな方に発生しすい?】
60~70歳代に多く見られます。50歳代から徐々に増え始めます。女性より男性に多い傾向です。重い物を運ぶ機会が多い、猫背、過去に腰痛の経験がある、などが発症を高めます。

【対処方法】
保存療法:姿勢異常、血流低下、股関節の可動性低下などによって脊柱管が狭窄している場合は、保存的療法(徒手)で改善が見込めます。コルセットを使う、運動療法を行う等で改善していきます。

手術療法:背骨の変性、背骨の周りの靭帯の変性、ヘルニアなどによって脊柱管が狭窄している場合には、背骨の一部を切り取るなど、脊柱管を広げる手術を行い改善していきます。

【まとめ】
高齢者の10人に1人は「脊柱管狭窄症」であり、無症状も含めると推定患者数は全国で240万人と言われています。特に、新型コロナウイルスにより、日常、身体を動かすことが制限されてしまった時期がありました。このころから患者数が増加してきた疾患の一つです。

【脊柱管狭窄症のメカニズム】
これを理解すると、どうやれば治るのか?改善するのか?が何となく分かってきます。

脊柱管狭窄症の原因は ①背骨がずれてしまうこと ②腰が反ってしまう この要因が多いです。
腰が反る⇒背骨が反る⇒背骨がズレる⇒連結部分が狭くなる⇒脊柱管狭窄症になりやすい

ちょっと想像してみましょう。小さなカップに入ったゼリーを食べようとします。カップからゼリーを出す時、カップの下を押すと前にプルンと出てきます。また、ハンバーガーを食べる時、下を持って食べると、お肉や具材が前に出てきます。これと同じ様なことが身体に起こっているのです。

脊柱管狭窄症=反り腰を改善しましょう!
というところですが、今日はもう一歩踏み込んでみます。

ではなぜ、背骨が前に出てしまうのでしょうか?

先程のゼリーの話ですが、ゼリーは後ろから押すから前に出るのです。押さなければ出てきません。身体に戻りますが、背中側を狭める力が強く、背骨が後ろから押されるから前に出るのです。

ここで注目するのが、【骨盤】です。
骨盤が前傾(腰が反る)が繰り返されると、背骨を前に押し出す力が持続的に加わってしまいます。

もし、骨盤が前傾することが止まったら、背骨が前に出にくくなり、脊柱管狭窄症が改善してくる、という考えに繋がります。

では、骨盤の前傾を改善するにはどうしたらよいでしょうか?

【歩行】です。

歩行が改善されると、脊柱管狭窄症の症状が緩和してきます。その歩行の中でも「かかとを衝く瞬間」がとても大切です。

少し歩行の説明しますと、①踵を衝く②足裏が接地する③小指側へ重心が移る④親指側へ重心が移る⑤親指で踏み切る 大まかですが、実はこんなメカニズムで一歩一歩前に歩いています。

一歩を踏み出す際に、まずはかかとを衝きます。かかとを衝いた瞬間に、股関節(骨盤)に力が加わります。骨盤が地面からの反発力を受け止めます。

もしこの時、地面からの反発力を骨盤で受け止められなかったらどうなるでしょうか?

股関節(骨盤)が後ろに行ってしまいます。腰が引けた様な感じです。

腰が引けて後ろに行ってしまうと、腰が反り、反り腰の状態になり、背骨が前に滑ってしまいます。
つまり、
(△)腰が反っているから背骨が前に出る
(〇)骨盤がかかとを衝いた時の力を受け止められない

ということなのです。かかとを衝いた時の力は、お尻の筋肉である【殿筋】が受け止めます。

殿筋で受け止められない=殿筋が働いていない=反り腰になる

殿筋がしっかりと働くことにとって、地面からの力を受け止めることが出来ます。そうすると、腰が反りにくくなり、痛み・しびれが改善してくる、という考え方です。つまり脊柱管狭窄症は【殿筋を鍛えることによって、脊柱管狭窄症が改善する可能性が高い】ということが言えます。

例えば、1日1万歩。ちょっとの力でも毎日続けば年間365万回。これだけ股関節に力が加われば、さすがに人間の身体も壊れてしまうでしょう。

【殿筋のトレーニング】

今回ご紹介する方法は、やや下半身に負荷が掛かります。「難しいな、辛いな」という方は、スクワット運動から始めてみましょう。

【右足を鍛えていきます】
・真っすぐ立って、左足を後ろに引きます。
・左右の幅は肩幅ぐらいに開き、前後の幅は歩く時の幅に開く。
・左足裏が床に衝いたままの状態で左のアキレス腱を伸ばし右膝が曲がった状態にする。

トレーニング開始です!手すりなどにつかまってもOKです。

①お腹・お尻に力を入れ骨盤が回旋しないように真っすぐにします。※腰が反らないように注意!

②骨盤がまっすぐの状態のまま、骨盤をまっすぐ下におろす。5秒ぐらい掛けて下ろします。
(×)足がプルプルになり、1~2秒で下ろしてしまう
(×)下ろしている途中で身体(骨盤)が左右にブレる、膝が開く(閉じる)、足が外へ向く。
③右の膝が床についたらゆっくり上に上がる。5秒ぐらい掛けて上がる。

これを1度に3~5回、1日2~3回、繰り返してみましょう。

簡単そうですが、やってみるとかなり大変です。「脊柱管狭窄症」「坐骨神経痛」「お尻の筋肉由来の腰痛」の方、是非お試しください。

いや~これでよくなるの? ⇒ まずは3日試しましょう。歩行が変わってきます。歩行が変わると、「3分しか歩けなかった」が「10分歩けるようになった」に変わってきます。

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    JR川越駅より東武バス「神明町」下車徒歩5分
  • 駐車場:4台あり

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