主に交通事故による追突や、側方からの強い衝撃により、首がムチのようにしなることで、筋肉や関節、時には神経を損傷するのが「むち打ち損傷」です。
通常の首の捻挫と違い、関節を目一杯しならせながら痛めてしまうため、損傷が深層の筋肉まで及び、関節にも歪みが生じます。
むちうち症の特長として、事故直後は身体が興奮状態にあるため、痛みを感じにくいことがあります。しかし、時間が経つにつれて「首の痛み」「頭痛」「倦怠感」「吐き気」「しびれ」「めまい」「集中力の低下」「疲れやすい」など様々な症状がでてきます。
むちうち症では、早期の治療が重要になります。
事故後の症状が軽いからと油断せずに、まずは当院にご相談ください。
むち打ちの治療としては、まずは安静を保ち、患部の炎症を抑える治療をおこないます。
炎症が落ち着いたら、お身体の状態を診ながら、少しずつマッサージなどで身体をほぐし、「頭蓋骨」「首」「背骨」を元の状態にリセットし、筋肉の緊張を取り除いていきます。
1~2週間後、すべての痛みが出たあとは、患部はもちろん身体全体を温めて血行を促進していきます。
むち打ち症では、自律神経の乱れを発症する方もいらっしゃいます。
また、生活習慣やお仕事の内容により一進一退しやすく、後遺症が残りやすい損傷ですので、その改善には、その日その日の患者様のお身体の状態を注意深く観察し把握できる豊富な経験と知識、確実に改善させていくことができる高い技術が要求されます。
当院では、約20年にわたり臨床の経験を積み、これまで数多くの症例を手がけて来たベテランの院長が、初診から改善するまで継続して担当いたします。
交通事故の治療は、安心して当院におまかせください。