主に交通事故での追突や、横からの強い衝撃で、首がムチのようにしなることで、筋肉や関節、時には神経を傷つけるのが「むち打ち損傷」です。普通の首の捻挫と違って、関節を限界までひねられながら痛めてしまうため、損傷が深層の筋肉にも及び、関節にもずれが出ます。
むちうち症の特徴として、事故直後は身体が興奮しているため、痛みをあまり感じないことがあります。しかし、時間がたつにつれて「首の痛み」「頭痛」「倦怠感」「吐き気」「しびれ」「めまい」「集中力の低下」「疲れやすい」など色々な症状が出てきます。
むちうち症では、早期の治療が大切になります。事故後の症状が軽いと思っても油断しないで、まずは当院にご相談ください。
むち打ちの治療としては、まずは安静にし、患部の炎症を抑える治療を行います。炎症がおさまったら、お身体の状態を見ながら、少しずつマッサージなどで身体をほぐし、「頭蓋骨」「首」「背骨」を正常な状態に戻し、筋肉のこわばりを取っていきます。1〜2週間後、すべての痛みが出た後は、患部だけでなく身体全体を温めて血流を良くしていきます。
むちうち症では、自律神経のバランスが崩れる方もいらっしゃいます。また、生活習慣やお仕事の内容により一歩進んで一歩下がることが多く、後遺症が残りやすい損傷ですので、その改善には、その日その日の患者様のお身体の状態を注意深く見て分かることができる豊富な経験と知識、確実に改善させていくことができる高い技術が必要です。
当院では、約17年にわたり臨床の経験を重ね、これまで数多くの症例を扱ってきたベテランの院長が、初診から完治するまで引き続き担当いたします。交通事故の治療は、安心して当院にお任せください。