膝の組織に損傷や炎症がある場合をのぞいて、ほとんどの膝の痛みの原因は、大腿部の筋肉の硬さにあります。
膝を痛めている方の多くは、ガニ股になりO脚のような歩き方になっています。これは、股関節周り、特に臀部の筋肉が硬くなっているからです。
臀部が硬くなると、自然とガニ股歩きと言われる脚を開いた歩き方になります。この歩き方は、通常よりも膝に負担がかかり、さらに大腿部を硬くするという悪循環を起こし、更に膝の痛みを悪化させます。
膝の痛みに対しては、まず大腿部の筋肉と筋膜を緩めていきます。次にガニ股となっている歩き方を改善するために、股関節周りを調整して、股関節の動きを正常にしていきます。さらに、必要であれば足関節の調整を行い、膝に負担のかからない歩き方ができるように改善していきます。
膝に炎症がある場合は、「コンビネーション治療器」を用い、早期に炎症を抑えていきます。
大腿部の筋肉を緩めただけでは一時的な改善にしかならないため、歩き方を改善していくことが大事になります。
当院では、歩き方の指導もさせていただきます。
すでに「変形性膝関節症」になっている方でも、施術をおこない「歩き方」を改善することで痛みの改善が期待できます。
長年の生活習慣によって歪んだ身体は、短期間では元に戻りません。
3回、5回と施術を繰り返すと、身体に正しい姿勢が定着しどんどん症状が改善してきます。まずは、3回の通院をお試し下さい。